【月刊カルチェ | 2020年2月】劇場鑑賞映画の振り返り

2020年2月劇場鑑賞|17作品

月間BEST スウィング・キッズ

以下、鑑賞順

スウィング・キッズ

映画レビュー イラスト スウィング・キッズ

先月のジョジョ・ラビットに引き続き、気づけば今月も戦争中の物語をBESTに選んでました。どちらの映画も戦争の過酷さ、不条理をしっかりと描きつつも、作品自体に明るさがあって、自分らしく生きる姿を見せてくれる素晴らしい映画ですごく心に残りました。

ドイツの戦争映画は作品も多いので、これまでいくつも観てきましたが、これまで朝鮮戦争の映画を観たことがなかったので、お恥ずかしながら、捕虜収容所に、様々な国籍・身分を持った方がいたことを本作で初めて知りました。

物語の始まりは、よくある「ひょんなことから寄せ集めの急造チームで、タップダンスを踊ることになり・・・」的なやつなんですが、戦時中なので、敵の文化を取り入れることなんて許されない事態ではないのに、初めて見るタップダンスに、興味を惹かれてしまう主人公のギス。
好きなのを必死に隠して、常に眉間にシワを寄せてるんですが、ダンスのことになると緩んでしまうんですよ。その見せ方がとっても素敵で^^

音楽に関しては、私はビッグバンドジャズが好きなので、そもそもタップダンスな時点で好きなのは確定だったんですが、意外にもデヴィッド・ボウイのModern Loveが流れたり、エンドロールにまさかのあの曲が流れるっていう!音楽だけでもめちゃくちゃエンターテイメント感が強くて最高でした!

そして、タップのシーンですが、ジャクソン役のジャレッド・グライムス以外は全員未経験者なんですって!ギス演じる、D.Oは、未経験とはまるで思えなくて、タップシーン全て圧巻!!見終えてすぐ、「タップダンス 習う 東京」で検索してしまった影響受けやすい私です。笑

色々言いたいことはあるけど、人の感想を読む前に、とにかく映画館に行って欲しい映画!超おすすめです!

いや〜韓国映画、本当すごい!実は監督の過去作観てなくて、有名な「サニー」もまだなので早く観たいと思ってます。

mellow


今泉力哉監督、9月にも「アイネクライネナハトムジーク」を公開したばかりなのに、同じ時期に2作品公開中ってすごい勢い!!2月のファーストデーは、今泉監督の「mellow」と「his」の2本立てで観ちゃいます!

「愛がなんだ」は映画として好きだけど、テルコもマモちゃんにも全然共感できなかった私ですが、人の魅せ方がすごくリアル感があって友達の恋愛相談にのっているような感覚になれるので、今後過去作含めて観たいなぁと思っている監督さんなのですが、mellowはまさに日常の一コマを切り取った感じがとてもとても良かったです!

田中圭演じる、街で一番おしゃれなお花屋さんを営む夏目は、お客さんに寄り添った爽やかすぎる接客をする一方、接客してない時は若干の残念感があって、そこが人間味あって愛着が湧きました。最近、「はるたん」的な演技ばかり求められているイメージがありましたが、違ったもっさり感?がすごく良かったです。

でも、この作品で良いなと思ったのは、夏目よりも周りの登場人物たち。

好きだからこそ伝えられない想いや、伝わらなくてもいいかなと思う気持ちってすごく共感できる。でもその想いの行き先は?

登場人物それぞれが、「想いを伝える」ことに対して自分の意見をしっかりと持っていて、想えばこそ伝えないことがいいと考えちゃったりするんだけど、相談したり、意見を言い合ったりする中で、自分だけでは取らなかったかもしれない行動をすることができたりする。

結果は変わらなくても伝えたことによって自分の中に起きる変化が確実にあって、ひっそりと押し殺していた気持ちの行き先を、そっと照らしてくれるような心温まる映画でした。

物語の起伏が少ないので、観る人によっては少し退屈な映画かもしれないなぁとは思いますが、田中圭好きな人なら絶対観た方がいいですよ!!私、エンドロールの薔薇切ってる田中圭観れただけで大満足。笑 ともさかりえのぶっ飛んだ役も笑っていいのかいけないのか、めっちゃ良かったですし(笑)、ファッションもインテリアもとてもお洒落で、映像だけでも観ていて楽しめる作品でした。

his


mellowと同じ今泉力哉監督作品。こちらは打って変わってシリアスな作品なのですが、セクシャルマイノリティで社会と向き合いながら子育てしていく話かと思いきや、離婚裁判がメインの別の家庭の「マリッジ・ストーリー」のようなお話でした。

結婚してないから実際の結婚についてわかりませんが、家族の問題なんて星の数ほどあって、二人が抱える問題はその中の1つにすぎないのに、どうして「普通」に育てられないと周りが判断するのか。。。

沢山の人が本作を観て、偏見を持つ社会が「普通」では無いことに気づいていったらいいなと思います。

でも、そんな宮沢氷魚演じる主人公の迅君が、無意識に自分も「他人は同性愛を理解してくれない」と決めつけている事に気づく所は、とても心に刺さりました。

自分が優しくしてもらえるほど、人に優しく出来ていたのか。理解してもらえる程、人と向き合えていたのか。人との向き合い方について考えることができる映画でした。

お話自体は繋がってないんだけど、mellowに出てくる大切なワードがhisにも出てきて物語を抜群に引き立ててくれていて、同日に観て良かったなぁと思いました。

ティーンスピリット


エル・ファニング演じるヴァイオレットが、オーディション番組「ティーンスピリット」に出場するサクセスストーリーなんですが、削ぎ落とせるだけ削ぎ落として、とにかく音楽シーンを魅せる、エルのMVみたいな映画でした。

個人的には、ちょっと匂わせる割に物語を掘り下げてくれないところにもどかしさを感じました。60分くらいで、演技あり・セリフ無しで本当にMVにしてくれた方が好きだったかもしれないなぁ。

曲調と、何よりエルが好きかどうかで分かれる気がしますが、抜群に可愛いエルが堪能できるのは間違いなし!めちゃくちゃ可愛かった!

母との約束 250通の手紙


ロマン・ガリの生涯を描いた本作。ガリの小説を読んだことがないのに、予告を観て素敵な親子の物語だろうなと思って観にいったのですが、、、予想を右斜め上に超える母の愛!!

その狂気に満ちた子育てが、私には愛を超えて、呪いに見えました。笑

母親目線で観たら変わってくると思うのでコメント控えますが、私、ピエール・ニネの美しいお顔が大大大好きなので、こ綺麗だったり、ヒゲモジャだったり、色々なニネが堪能できたので良かったです。

前田建設ファンタジー営業部


前田建設がマジンガーZの格納庫を作ったら!? 実際に建設できる図面を引いて、見積もりを出すところまで過程をWEBで公開するという、実際に前田建設の広報部が行った企画を映画化!

マジンガー世代じゃないけど、ロボットの格納庫を作るなんて夢がある企画がどんなものか見てみたい!と楽しみにしていたB級映画です。
前半、主要キャラは、結構スベってるなと思ったんですが、コメディ感全開な予告とは裏腹に、技術者たちのオタク感とものづくりへの熱い情熱がたまらない!なかなかスポットを当てられにくいけど、いてくれないと成り立たない人たちが頑張ってるお仕事ムービーとして、かなり胸が熱くなりました。

あんまり詳しくないけど、劇団EXILEの町田啓太くん演じる土質(トンネルの穴掘ったりする仕事)の山田くんの、オタクっぷりが大変可愛かったです^^

エンドロールも、ちゃんと全てのお仕事に目が行くように作られていて、いろんな人に支えられて映画ってできてるんだなって改めて感じることができてとても良かったです。

余談だけど、私はエヴァが好きなので、大3新東京市の見積もりが見たいなと思いました!ジオフロント自体は使徒が作ったものだから、土質はいらなそうだけど、ビルが生える大都市とか一体どれくらいの時間がかかって、いくらになるんだろう。。。笑 いつ攻めてくるかわ
からないから今から準備して欲しいよ。笑

ヲタクに恋は難しい


アニメも原作も結構好きな「ヲタ恋」の実写化。

ヨシヒコの序盤以外、若干笑いのツボが合わないなと思っている福田雄一監督なので、私は少し合わないかもしれないな・・・と思いつつ、原作はオタクの日常系ラブコメなんで、つまらなくも出来ないかなと思ったんですが、まさかまさかのミュージカルでした。笑

ミュージカル曲は、エヴァとかシン・ゴジラとかの楽曲作られてる鷺巣詩郎さんが担当してるんですが、高畑充希ちゃんの美声と合間って、すごいキレイな歌なんですよ。・・・キレイな歌なんですが、こっちはラブコメ観にきてるんで、”今”じゃない感がすごくって!笑

しかも曲のパートが長くて、ちょっと飽きちゃうんですよねぇ。というかニコニコ動画っぽいコメント流すなら、ミュージカルにテロップ出して欲しかった気がします・・・。ミュージカル好きなんですが、初めて急に歌い出す違和感というものを感じた気がします。

そして、最大の文句を言いたい部分としては、樺倉さんと花子の絡み、ほぼカット!!なぜーーー!!!!!!斎藤工が、菜々緒にブスブスいうのをちょっと楽しみにしていたので、かなりがっかりしました。笑 いや、ブスって言うんですがその裏に愛があってニヤッとするんですよ。天邪鬼な人好きなんで、樺倉が一番好きなキャラなんですが、樺倉さんの可愛い部分が、賀来賢人演じる新キャラに持って行かれてていいところ残されてないキャラになっててショック。笑 原作は、4人のジャンル違いのオタクたちが楽しそうなところが魅力なので、私としては観たかった部分がない作品でしかなかったです。

でも、原作は、タイトル「ヲタクに恋は難しい」なのに、かな〜り楽しそうに恋愛しているので、「難しい」部分を表現したかったというのは分かる。・・・分かるんだけど、そのせいで原作のいい部分がカットされていたのが残念でした。

犬鳴村


呪怨の清水崇監督最新作!前半はジャパニーズホラー感満載で、久しぶりにワクワク・ドキドキしたのですが・・・

物語に凝ったせいなのか、逆に恐怖の対象がブレブレで、何に怖いと思えばいいのかよくわからない感じと、なんかCGがいまいちすぎて、B級的な良さもなく、怖くもない感じになってしまったのが残念でした。。。

正直、エンドロールが一番怖い気がする。

1917 命をかけた伝令


アカデミー賞で撮影賞・編集賞・録音賞の3部門受賞!すごく楽しみにしていた本作!

ワンカット風の撮影が話題だったので、映画が始まった時は、つなぎ目はどこだ!?ってなってしまったんですが、いつの間にかつなぎ目を探すのなんてすっかり忘れていました!!

カメラが主人公と同じ視点がメインで進むので、ちょっと先に進んだら敵がいるかもしれないという恐怖に狩られ、対戦中に息をつく間がないという感覚を、撮影を通して感じられるようになっているのがすごいと思いました。

なんていうか、ゲームの『バイオハザード』みたいなサバイバルホラーをプレイしてる感覚!!ドキドキが止まりません!!
※私はバイオハザード超下手で、くるくる回っちゃうので、観る専です。笑

ただ、巻き込み事故的に伝令を届けに行くことになる主人公たちと進み続ける作品なので、もう少しストーリーがあると思っていた私は、少し物足りなさを感じました。
その点では、ダンケルクに少し似てると思うのですが、私は、ダンケルクの方が映像のインパクトが大きくて好みでした。・・・いや、1917めっちゃすごかったけど、私の好みの話です!

キャスト観てなかったんで、大佐は誰なのかなぁ〜。と思ったら、あの人が出てきたのは嬉しかった^^ふふっ

ザ・ピーナッツバター・ファルコン


親に捨てられ養護施設で暮らすダウン症のザックが、憧れのプロレスラーの養成学校に入るために施設を抜け出し、偶然出会った孤独な漁師のタイラーと一緒に養成学校へ向かうロードムービー。
障害を持っていることを、いやに脚色する訳でもなく、ただただ仲が良くて楽しそうな2人を観てすごくほっこりしました^^

「友達は自分で決めれる家族」みたいなセリフを、施設でおじいさんが言っているんだけど、私、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とかもそうだけど、はみ出し者たちが血の繋がりがないけど、心で繋がってるのにめちゃくちゃ弱いのでジーンときてしまったTT

あ、でもピーナッツバターは大好きだけど、別にピーナッツバターが食べたくなる映画では無かったです。笑

ハスラーズ


J.Lo姉さんが50歳とは思えない、奇跡のボディとポールダンスを披露!美しすぎてそれだけで見る価値ありですが、お話もとても良かったです!!


観る前は、女同士のマウントの取り合いと、男を貶める痛快なサクセスストーリーなのかと思ってたんですが、ちょっとイメージとは違いました!(※逆に好きだった!!)

両親に捨てられて祖母と暮らす、コンスタンス・ウー演じるデスティニーは、介護と生活費に困ってストリップクラブで働き始めるんですが、東洋人で初心者のデスティニーは、チップも天引きされて全然稼ぎにならないんですよ。
そんな時に、クラブで超売れっ子のラモーナと出会って、ポールダンスの技術や客の扱い方などを教えてもらいながら、2人の友情と絆が育まれていくんですが、それも長く続かなくって。
2008年に起きたリーマンショックで、全世界の経済に大打撃があり、富裕層を相手にしていたストリップクラブのお客さんは一気に離れて行ってしまうんです。
そこから楽しかった2人の人生が変わり始めるんですが、彼女たちのやり方は過激過ぎて、どうなっちゃうの〜?とハラハラするんですが、のし上がれない世の中の仕組みに立ち向かう女たちの戦いと、熱い友情に胸を打たれました。

まぁ。お金の使い道がもうちょい堅実的だと、もっと感情移入する人が多そうなお話なんだけど、簡単にお金を手に入れると、人は簡単に感覚が壊れていくんだろうなぁ。怖い怖い…。

でも、クライムムービーとしてお話の展開がスピーディーで、ハラハラ・ドキドキできて、私はとても面白かったです!!

「バッグは大きい方がいい!」って行っていた彼女が、ラストにとっても小さなバッグに大事なものを詰め込んでいる姿は、本当に本当に胸が痛くなった。
でも大切なものに気づけて良かった。心ではずっと繋がっていて欲しいなぁ。

ミッドサマー


ホラー・スリラーをイメージしてましたが、怖いっていうのとはまた違うし、個人的には想像よりグロいシーンは全然少なかったです。

彼氏の友人が生まれ育った、スウェーデンのコミューン(ホルガ村)に、みんなで旅行することになるんですが、ちょうどホルガでは、90年に1度の祭典が行われているんです。

まぁその祭典というのが、普通の倫理感と違いすぎるんだけど、郷に入れば郷に従えというか、あれがコミューンの風習だしなと思うと、個人的にはそんなに「怖い」とは思わなかったです。

とにかく映像に謎がいっぱいなんですよ。ぐにゃぐにゃしてたり、草花が呼吸してたり、謎の絵が出てきたりと、これから何が起こるんだ!?という違和感で集中力を削られるんですが、テンポがゆっくりなので、せっかちな私は、かなりジリジリしました。笑

でも意外とラストが爽やか(?)でとってもスッキリしました!!笑 失恋したばかりの人とか、ぜひ観に行って欲しい。(影響受けないで欲しいけど。笑)

クリスチャンや友人は表面上、仲間の振りしてるけど全然ダニーの事を見てない。

一方、ホルガの人たちは、カルト的だけど、心の内にあるモヤモヤを吐き出させてくれる。

どちらといるのがダニーにとってハッピーなのか考えたら、結構ハッピーエンドな気がするんですよね。今まで、なんで人はカルトにハマるのかな?って思っていたけど、こういう風に自分の居場所を見つける人もいるんだなぁと思いました。

ヘレディタリーと同じで、実はオープニングで全てが語られてるのは、見終えた後ハッとしてすごく好きでした。
※個人的にはヘレディタリーのが全体を通して好きだけども。

でも、予告ですごく可愛い!!!と楽しみにしていた衣装なんですが、どうもお花が造花に見えてしまって・・・((本当は生花だったら申し訳ないのですが。))
閉鎖されたコミューンっぽいのに、ギラギラした造花の違和感がすごくって、なんか一気に世界観から抜け出してしまいました。。。
違和感を出すためのわざとなのかな??あんなに踊るから生花だと重くて萎れて大変なのはわかるけど、モチーフ的に一番重要な気がするので個人的には残念に感じました。

大島依提亜さんデザインのパンフレットがめちゃくちゃ素敵!ヒグチユウコさんのポスターの絵も載ってて嬉しかった!高くていいから、こういう凝ったパンフをもっと作って欲しい!!

チャーリーズ・エンジェル


なんだか予告観てあんまり惹かれなかったんですが、ひさーーしぶりにキャメロン・ディアスたちの過去2作品を見返したら、アホ可愛さがとっても面白くって、やっぱりスルーできない!!と思って、早速観てきました。

Columbia Picturesのロゴからの入り方とか、エンドロールのNG集とか、細かいところを旧作のパロディでやってくれたらテンション上がったけど、旧作の服と写真がチラッと出てくる程度で、見返さなくてもいいレベルでしたね〜。
逆にいうと、過去作観てない人も安心して観れます!

観ていてなんか違和感感じるな〜と思ってたんですが、旧作のエンジェル3人は体術とか、その辺にあるチェーンとかしか使ってなかったのに、今回のエンジェルは銃を使ってるんですよね。
そこがチャリエンの新作って感じがしなかった理由なのかもしれないなぁと観ながら思いました。

まぁかっこいいといえばかっこいいのですが、ドタバタ感が減ってしまってたのでチャリエンのノリは、良い意味にも悪い意味にも現代的になったのかなぁと思います。

正直な感想としては、旧作の3人のみたいな強い個性とアホさがなくって、物足りなく感じました。でも、クリステンは、髪型変えると全然印象が違くて、とっても可愛かったです!!

今回の話は、3人が出会って、エレーナがエジェルの仲間入りをするところまでが描かれている前哨戦的な部分なんですが、ここはオープニングでサラッとやって、エンドロールの訓練シーンを、起承転結の“承”くらいに持ってきてくれた方が、仲良い3人のアクションシーンが観れて楽しかっただろうなぁと思いました。
シリーズ化するのが前提にあるんだろうけど、エンドロールが一番面白かったかなぁ。

スキャンダル


ニュース速報の様にテンポが速い!!
冒頭は、2016年当時のアメリカの様子を知ってるのが、前提なテンションで勢いよく進みます。
FOXニュースとか名前は知ってるけど、アメリカでどんな立ち位置のニュース番組なのか全然知らなかったので、少し調べてから観れば良かったなと思ったのですが、話が進むに連れてマトが絞り込まれて、のめり込んでいきました。

ニコール・キッドマン演じるグレッチェン・カールソンが、FOXニュースのCEOでテレビ界を牛耳っていたロジャー・エイルズを、過去に受けたセクハラで告訴して、社会は騒然。
でも、ロジャーの権力の前に、セクハラ被害者だけでなく、自分の仕事の事を心配して、多くのの社員が声を上げられないんです。

権力を振りかざして、私欲を満たすって本当に恐ろしい!!!お金あるんだから社員に手を出してないで、然るべきところに行け!!!と、思ってしまったけど、セクハラされた方にも引目があって言い出せないのがすごく辛かった。

大女優2人に全く引けを取らないマーゴットロビーがすごい!
スクープ映像っぽいズームを使ったり、第4の壁越えてくる感じがニュース番組っぽい撮り方で、撮影も物語も含めて、すごく面白いな映画だと思いました!!

ラストで、マーゴット・ロビー演じるケイラが、ミニスカートをやめてボーダーTに、パンツのラフなスタイルで登場して、良かった良かった!!って思ったのも束の間、新しいCEOが内部から選ばれて、結局何も変わらない現状に、FOXを後にするシーンは、やるせない気持ちでいっぱいになりましたね。。。うーん。

ダンサー そして私たちは踊った


ジョージアの国立舞踊団で幼い頃からダンスを練習してきたメラブは、繊細なダンスはすごく上手いのに、ジョージアの民族舞踊は、力強い男らしさを必要とするので、周りから向いてないと言われて行き詰まってるんですが、そこに突如現れた、ジョージアの舞踊にぴったりのダンサー・イラクリに、嫉妬しつつも惹かれていくお話。

去年公開のバレエダンサーのお話「Girl」みたいな映画をイメージしてたけど、意外と恋愛要素の方が多くて、主人公のメラブを演じるレヴァン君がすごいめっちゃ綺麗なお顔立ちだし、LGBTQが題材で、風景がすごく美しいので、「君の名前で僕を読んで」の方が似てるなと思いました。

繊細に感情の動きを見せている映画なので、ダンスを目当てに観にいくと、中盤、あれ?ダンスは??ってなる気はしますが(っていうか、私がなったんだけど。笑)、ラストシーンがめちゃくちゃ美しくて、心の変化を見事に見せてくれる映画でした!陽の光とか最高に美しい!

プレーム兄貴、王になる


「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のサルマーン・カーンと、「パッドマン」のソーナム・カプールのドタバタ・インド映画なんて、絶対観たい!!!と思ったんですが、観ようと思っていた映画館のスケジュールを見たら、公開2週目から、すでに1日1回上映になっていたので、バタバタと仕事を終えて急いでレイトショーで観てきました。笑

曲がった事が大嫌いで、みんなに慕われるプレーム兄貴の役が、バジュランギおじさんとめちゃくちゃかぶる!笑 あの役が好きならきっと楽しめる映画だと思います^^

ここ最近観たインド映画は、貧困層のお話が多かったのですが、本作は、豪華絢爛なインドの衣装に宮殿がとってもカラフルで美しくって、初めて観たインド映画「ムトゥ踊るマハラジャ」で、思い浮かべていたインドのイメージを取り戻しました。笑

曲調も、ドタバタさも、超コッテコテのインド映画なので、本当に勢い任せなんですが(笑)、単純に面白くって元気が出る映画でした!やっぱりボリウッド映画大好き^^

ソーナム・カープルは、パッドマンの時も、綺麗な人だなーって思ってたけど、民族衣装を着たソーナムの美しさは、国宝にした方がいいんじゃないかレベルでしたよ〜!衣装めっちゃ多いので、それだけで私はとっても楽しかったです!

これ、見間違いかもしれないけど、写真が飾られてるシーンで、小さい写真たてにバジュランギのムンニーちゃんの写真が飾られている気が!バジュランギに専念するためにこちらに出なかったようなので、もしかしたらそうかもって思ってます^^ 誰か知ってたらツイッターかインスタにコメントください。笑

野性の呼び声


予告ではFOXロゴでしたが、ついに「20th Century Studios」のロゴの登場!

キャッチコピーや予告を観たイメージでは、すぐハリソン・フォードと合流するのかと思ったんですが、最高の相棒のお話って言うよりは、犬のバックの生涯のお話でした。

最初は、CG犬にちょっと違和感を感じるんですが、すぐ慣れるというか、表情豊かでとっても可愛かったです!バックも可愛いけど、ソリの仲間たちのイッヌがめっちゃ可愛くて、猫派の私もめっちゃニヤケました。笑

何度も映像化されている世界的名作と言うので、めちゃくちゃ感動ものをイメージしてたんですが、ストーリーテラーが物語を聞かせてくれる感じなので、意外と淡々としてるな〜という印象。

でも、そこが小説っぽさが残っている感じがして、私は結構好きでした!

とりあえず、みんな見ると気になると思う、ハリソン・フォード 77歳の肉体は衝撃的でした!分厚い!!

バッグが野性を知って、自分の生きるべき道を選ぶ葛藤が、すごく「おおかみこどもの雨と雪」に似てるなぁと思いました。細田監督も参考にされてるのかなぁ?

ソーントンが襲われずに生きていたとしても、バックは野性のおおかみの元へ行ったんじゃなかなと、私は思ってしまったのですが、そしたら1人で息子の求めた未知の景色を観に行くのかな・・・。

キャッチコピーは、「最強の相棒がいれば、人生は最高の冒険になる」ってなってるんだけど、最高の相棒がいなくなったら、ソーントンの人生は?冒険は???って思うと切なすぎて・・・。

バックの生涯の物語として観れば、居場所を見つけられて良かったと思えるんですが、人間サイドの私的には、なんとも複雑な気持ちになってしまう映画なのでした。


2月はコロナが騒がれつつも、平日のガラガラなレイトショーなどで、変わらず映画を観てしまった私です^^;

12月からずっと観たい映画ラッシュだったんですが、流石に週4作品を超えてくると、記憶が走馬灯のようになってよくないですね。笑
文字書くのに時間かかりすぎて、全然映画イラスト描けずでした。(本末転倒すぎる。笑)

3月はようやく観たい映画が少し落ち着くので、イラストもちゃんと入れていきたいなと思います。笑