グリーンブック|映画イラストコラム|孤高の天才ピアニストとガサツな用心棒の笑いと感動に溢れるバディームービー

あらすじ

一流のナイトクラブで用心棒をしているイタリア系アメリカ人のトニーは、ガサツで無教養だが、腕っ節と口のうまさは天下一品!
そんなトニーの噂を聞きつけた、黒人の天才ピアニストのドン・シャーリーは、これから行うアメリカ・南部でのコンサートツアーの運転手にトニーをスカウトする。

1960年代の南部は、人種差別が色濃く残り、黒人が旅行をすることはとても危険なことだった。
「神の域の技巧」と呼ばれるほどの成功を収め、ホワイトハウスで演奏をしたこともあるドンが、あえて危険な旅に出る理由とは・・・。

スタッフ・キャスト

監督・製作・共同脚本: ピーター・ファレリー
製作・共同脚本: ニック・バレロンガ

出演:
ヴィゴ・モーテンセン: トニー・”リップ”・バレロンガ
マハーシャラ・アリ: ドクター・ドナルド・シャーリー
リンダ・カーデリーニ: ドロレス・バレロンガ

予告

みどころ・感想(ネタバレなし)

「メリーに首ったけ」のピーター・ファレリー監督なので、コメディ強めなんじゃ?と、思ってたのですが、物語を重くしすぎないアクセント程度のコミカルさがちょうど良くて、微笑ましいシーンの連続でした!
個人的に、ものすごく涙を誘う感動作(例えばレミゼラブルみたいな。)は、観るのにもパワーがいるのであんまり頻繁に観れないのですが、グリーンブックは、繊細さと、温かさが素晴らしいバランスで、何度も観たくなる物語でした!

黒人と白人のバディムービーと言えば、「最強のふたり」が有名なので、「グリーンブック」と比べたコメントをよく見かけます。
根底にある問題が全然違うので、比べるものではないかなと思いましたが、どちらも、能力があるのに自由が効かないという歯がゆさや、正反対のふたりが色々なボーダーを超えて友情を築く物語なので、「最強のふたり」が好きな人は、きっと「グリーンブック」も好きなはず!!

先日、英国アカデミー賞で、シャーリーを演じた、マハーシャラ・アリが、助演男優賞を受賞されました!彼の品があって繊細な演技からの、子供みたいな笑顔が最高!そして、ロード・オブ・ザ・リングでアラゴルンを演じていたヴィゴ・モーテンセンが、14キロ増量した、あの体型!なんていうか、デカイんですよ。体だけじゃなくて態度もデカイ!笑 それでもカッコいいし、憎めないキャラっていう良い役で最高でした。笑

脚本、俳優陣共に素晴らしく、アカデミー賞最有力というキャッチコピーも伊達じゃ無い作品でした!ぜひ、作品賞取って欲しいです!

心残るメッセージが散りばめられた素敵な作品。きっとブルーレイ出たら買っちゃうと思うし、試写会で観たけど、もう一度映画館で観たいなと思っています。

日本公開は3月1日から!