デイ・アンド・ナイト|映画イラストコラム|善と悪はどこからやってくるのか。それぞれの正義が入り組んだ人間ドラマ

あらすじ

父親が自殺し、久々に実家に戻った明石幸次(阿部進之介)。周囲の冷たい視線や、家族の態度に違和感を感じ、父親の自殺の理由を調べ始めるが、次第に知らなかった父親の裏の姿が見えてきて・・・

スタッフ・キャスト

監督:藤井道人
企画・主演:阿部進之介
プロデューサー:山田孝之

出演:
阿部進之介(明石幸次)
安藤政信(北村健一)
清原果耶(大野奈々)
田中哲司(三宅良平)
小西真奈美(トモコ)
室井滋(明石京子)

予告

みどころ・感想(ネタバレなし)

俳優・山田孝之さんがプロデューサーにまわり、主演の阿部進之介さんが、企画・原案を手がけた作品と言うことで、一体どんな作品だろうと、思いながら観に行ったのですが、藤井監督が作り出す世界の美しさに対して、現実の過酷さが突き刺さってきます。
善と悪、光と闇、昼と夜・・・様々な2面性が見え、自分だったらどうするだろう。と言う問いを持ったまま、いつの間にか映画が終わり、なお、いまだに答えが出ない。・・・そんな映画でした。

とにかくシビアすぎる世界観を、息がつまる思いで見るのですが、最後まで観たくなる理由としては、登場人物たちの現状の見せ方が、ミステリー調になっていて、徐々に交差していくのが面白い!

そして何よりも、実力派揃いの俳優陣!これに尽きると思います。最初は、共感できない世界を外側から観ているような気持ちで映画を観ていたのに、いつの間にか当事者のような気持ちになっていたのは、白熱した演技の迫力のなせる技だと思います。
みんなすごいんですが、とにかく清原果耶ちゃんの透明感!ミステリアスで大人びているのに、ちゃんと子供なところも残していて、不安定な感じが際立ってました。奈々が出てくる時だけ、息がつける感じ。笑
清原果耶ちゃんは、エンディングの、作詞・作曲がRADWIMPSの野田さんの主題歌も歌っていて、歌手として初めてとは思えない透き通る歌声に、キレイな映像だけが蘇りました。笑

山田孝之さんの新たな一面が見れた、心に突き刺さる本格人間ドラマでした。

公開は1月26日から!