人魚の眠る家|映画レビュー|東野圭吾30周年記念作品・実写化!篠原涼子さん白熱の演技に胸を打たれる。

あらすじ

ある日、薫子と和昌は、母と妹に、娘の瑞穂を預ける。妹の娘たちと仲良くプールで遊ぶ中、大人が目を離した隙に、瑞穂は排水溝に指が挟まり、溺れてしまう。

薫子たちが病院に向かった時には、すでに瑞穂の意識はなく、医師に、2度と目を覚ますことはないと判断されてしまう。

脳死であると判断を下すのは両親。その場合、臓器提供することができ、誰かを助けることができるかもしれない。しかし、もう2度と目を覚まさないと言われても希望を捨てられない薫子と和昌。夫婦は究極の問いに迫られるのだった。

スタッフ・キャスト

原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎文庫)
監督:堤幸彦
脚本:篠崎絵里子

出演:
篠原涼子(播磨薫子)
西島秀俊(播磨和昌)
坂口健太郎(星野祐也)

予告

みどころ・感想(ネタバレなし)

毎日当たり前の様に健康に過ごしてても、いつ何時、その当たり前が壊れてしまうかなんて、誰にもわからない。置かれている立場や状況・考え方は、登場人物それぞれ違うのですが、観ている私自身は、いつ・どの立場に立たされてもおかしくないって考えると、自分だったらどうするか、映画を観ながら自問自答を繰り返して、涙がこみ上げてきました。

もちろん正しい答えなんてなくて、映画で選択する道に共感できない部分も多々あるけれど、あなたならどうするか?という物語を通して投げかけるようなメッセージが心に響きました。

「そして父になる」とか、「万引き家族」を見終えた時の様な、複雑な気持ちでいっぱい。

私、原作未読なので、原作派の方がどう思われたかは分かりませんが、クライマックスシーンの迫力や狂気は、映像ならではの凄みがあって圧倒されました。昔は結構読書もしてたので、東野圭吾は、読み漁っていたのですが、最近、全然本を読まなくなってしまったので、読んでない名作がいっぱいあるだろうなぁとウズウズしてきてます!

これは原作も読みたいです。